鬱を食らわば

元うつ病不登校児、アラサーでうつ病再発しました。

悲しみの5段階⑤

うつ病絶賛再発中のkuraです。

前回に引き続き、悲しみの5段階のお話。

この話題の最終回ですね。一気に書き上げてしまいました。

 

これまで否認・怒り・交渉・落胆と続き

最悪の重症期を過ごしましたが、

現在は少しずつ落ち着きを取り戻し、回復期に入っていると

言ってもいいと思われます。

 

それでは、こちらも最後の段階に進みましょう。

 

【第5段階:受容】

悲しみを感じながらも、最終的には少しずつ受け入れる。

具体例:次第に日常生活ができるようになってくる、

これまでのことを客観的に振り返ることができる…など。

 

現在の私は、重症期の一番重たい時期と比べれば

日常生活を送れるようになってきていると思います。

 

とはいえ、まだ復職はできていませんし

体調がすこぶる不安定だし、それでも貯金は着々と減るわけです。

 

不安や心配は尽きません。

 

ただ、うつ病である自分を受け入れない限り

良くすることもできないと、今では思っています。

 

こんな私でも好き!

…とは全然思えないけど(笑)

 

仕方ない、付き合ってやるか。くらいの気持ちで。

殆ど開き直りですね。

 

そうそう、開き直りといえば…

 

ほんの小話ですが、

ブログのタイトル「鬱を食らわば」は、お察しの通り

「毒を食らわば皿まで」

という言葉から着想を得ています。

 

1口でも毒を口にしたら、どうせ死んでしまうのだから

皿まで舐めるくらいとことん食べてしまっても同じこと

ということから、

 

「1度悪に手を染めたら開き直って、どんどん悪事を重ねていく様」

…という恐ろしい意味で用いられることが多いのですが

 

乗り掛かった舟、のように

「1度手を付けたらとことんやってやる!」

という威勢のいい意味でも使われているんですよ。

 

うつ病は心の病とか言ってるけど、辛いのは心だけじゃない。

毒のように全身に回り、命を奪うことだってありますよね。

 

1口啜れば、もう後戻りはできないのですよ

 

ならばとことん、舐め尽くして何なら皿まで食べてやる。

 

それに

うつ病じゃなくたって、明日車に轢かれて死ぬかもしれないし

そうでなくても、どうせ皆いつかは死にます。

 

どうせ死ぬなら

最後まで精一杯、醜く足掻いてやろうじゃないか!

という全力開き直り精神から、ブログのタイトルは

鬱を食らわば、となったのでした。

 

いやいや、長いことお付き合いいただいて

本当にありがとうございました。

 

ここまで読んでくれている方が、1人でも居てくれれば

もう本当に大変にありがたいことです。

 

では、またお会いしましょう…。