鬱を食らわば

元うつ病不登校児、アラサーでうつ病再発しました。

ささやかなる反撃

どうも、うつ病絶賛再発中のkuraです。

 

現在うつ病2回目で休職中。もうすぐ退職予定。

とは言え、諸事情により高圧上司さんとの

連絡は度々しなければならない訳で…その度に

体調を崩している私です。

 

数日前の上司さんとの会話が、またすごい

ストレスで、暫くイライラ悶々していました。

中途半端に覚醒しつつある私の感情が暴走し

ささやかではありますが反撃もしてしまった。

 

初の反撃です。祝、怒りの解放。

 

その内容と言うのが、以下になります。

 

上司からは時々メールが届きます。

 

今後についてどう考えているのか、

主治医は何と言っているのか、それを

踏まえて、どんな結論を出したのか

分かっていると思うが書類提出は余裕を

持ってするように。返事はメールでなく

仕事用の携帯に電話してください。

 

と言うような内容です。

何故こうなったのか原因は何だとか

いつ治るんだとか、聞かれても困る

しんどいだけの質問も多いのですが

迷惑をかけているという負い目もあって

律義に答えていたわけです。

 

うつ病発症の引き金を引いたのはあなたです

何てバカ正直に答えるわけにもいかないので

思考の歪みや遺伝的な物、生活上の大きな変化

などから来るストレスが複合的に絡み合い、

発症してしまったのではないか、そして回復に

かかる時間は人それぞれなので、何とも言えません、

と一応それらしい回答を用意しています。

 

病気になった理由とか聞いてんじゃねぇよ

という気持ちを綴った記事も書きましたが、

この記事では割愛しますね。

 

utuwokurawaba.hatenablog.com

 

 

話は戻り、数日前も退職時期について

話していた際こんなやり取りがあったのです。

 

上「退職するとはいえ、傷病手当もらってるんだから

あんまり外出て遊び歩いちゃだめよ」

 

私「??…はい」

 

上「前にもさ、休職して傷病手当もらってんのに

外出して遊んでるの会社の人に見られた人が居て、

結局会社で手続してもらえなくなって、その人

手当もらえなくなっちゃったのよねぇ」

 

私「……はい?」

 

上「まぁ今はコロナで自粛ムードだし、

こんな状況でちょうど良かったんじゃない?」

 

会社としては不正受給は見過ごせないでしょ、

悪びれもせず当然のこととして話している上司。

 

実際の私は暫くフリーズしてしまったので、

ここから心の声のスイッチONにします。

 

(要するに、あなたが手を回したんですね?

医師の診断書があり、実際に働けていないのは

明らかな人に対して、又聞きの噂を鵜呑みにして

会社で手当申請の手続きをストップさせた

ということですね?

 

傷病手当金は健康保険から支払われるので

会社には何ら利害関係は無いわけですが、

不正受給は勿論いけないことでしょう。

でもあなた、本人に事実確認はしましたか?

その口ぶりだとしていませんね、いつものように。

 

あのね、このご時世でも偏見はあるし

批判するのは結構ですけど、するならするで

もう少し勉強してからしてくれます?

 

うつ病はれっきとした病気です。

心身に過剰なストレスがかかった時に

引き起こされやすいことが分かっている。

発症時から身体症状も多くみられ、その時は

体も疲弊し憔悴しきった状態であることが

多いので、動けなくなるのは事実ですけどね。

 

でも待って、続きがあるから聞いて。

発症から急性期までは体を休ませ、

回復期以降は生活習慣の改善や運動習慣を

つけながら、今度は心の休息を図るべく

趣味に打ち込んだり、外出して気分転換を

することはうつ病の治療として効果的であると

世の精神科医たちも仰っていますよ。

 

体の回復と精神の回復は別物。

 

運動療法や日光は治療をする上で効果的であり、

また重症期までの運動不足により低下した

体力を回復させるためにも、習慣的に散歩や

少し息が上がる程度のジョギングが良いことは

数多くの症例で分かっています。

外へ出て活動する意欲を維持するためにも

外出の頻度や時間を少しずつ増やしていき、

生活リズムを発症前に近づけていくことで

社会復帰がよりスムーズに行えるのです。

 

しかもですよ、たかだか1回や2回

会社の誰かが外で元気そうにしている

その人を見かけた、という理由だけで

仮病扱いするなんて論外です!

大体ね、うつ病患者が外に出ている

と言うこと自体、その日はそこそこ

体調が良い日なんですよ。

 

元気そうに見えるのは当たり前です。

うつ病の回復傾向は右肩上がりじゃない。

回復期は特に波が激しいんです。

外で元気に出来たと思えば、次の日から

何日も寝込んじゃったりするんです。

そういう病気なんですよ。

 

それに、元気そうに見えたって言うけど

それって具体的に何分?何秒よ?

一体どのくらいの時間で何を見て、何を根拠に

「元気」と判断したんでしょうか?

 

社会復帰へ向けたリハビリ段階として

少し調子の良い日に外出し、ほんの数時間

元気そうに振舞えただけかもしれないのに。

帰宅後に寝込んだかもしれないのに。

 

なんて人なんだろう、この人は。

浅はかな考えからくる安っぽい正義によって

また「自分だけズル休みしてズルいぞ」

(通院帰りに母親とスーパーに行った所を

たまたま目撃したとか、そんな理由で)

たいした根拠もなく批判してくるクラスの

クソガキ的、幼稚な精神の持ち主達によって

 

1人のうつ病患者が病気や復職だけでなく

毎月の生活費にまで悩まされていたとしたら

こんな人々によって病気が悪化したり

回復が遅らされたりしていたとしたら…

 

もし、頼れる人も無く生活苦と病に

追い詰められ、自殺を考えてしまったら…

 

うおぉぉぉ!!許せん!!

 

何故、私たちが非難されなければならない?

病気になりたくてなる人なんて1人も居ないぞ。

みんな働けるなら働きたいさ!当然だろう!

 

あなた達に楽して金が貰えるなら、それが一番

という怠け心がある証拠だ。

その気持ちを他人に投影して、自分がそうならば

あいつもそうに違いない、だから仮病を使っている

と勝手に決めつけて批判し、妨害しようとしている。

 

病気で心身が弱り、無力感や喪失感、不安感と

必死に戦う人を、くだらない理由で追い詰めて

社会の役に立てない、という負い目に付け込んで

罪悪感を煽り、反撃できなくしたのでしょう。

 

なんて、おぞましい。反吐が出るわ。

 

はい、ここまでが心の声です。長い(;´・ω・)

 

こういった思考が一気に体中を駆け巡り、

やるせなさと悔しさと怒りで頭が真っ白。

これほどの思考を巡らせておきながら

返した言葉は、たったこれだけです。

 

「まぁ…うつ病が珍しく無くなった今の時代でも

正しく理解できている人はまだまだ少数でしょう。

何も知らない人たちからの偏見と言うのは、一定数

あるのは覚悟しています。

お気遣いいただいて、どうもありがとうございます」

 

上司様お気に入りの得意技である、一般化して批判。

返してやったぜ、嫌味たっぷりに。

あなただけの専売特許じゃないですよ。

 

そして聞き流せないセリフがもう1つ。

「コロナで自粛ムードだし、こんな状況で良かった」

と言いましたね?

 

疫病が流行るのにちょうど良い時期なんてあるかよ。

 

 コロナ鬱って知ってる?

元気だった人でもうつ病になっちゃってるの知ってる?

外に出た方が良い時期に外出できない辛さ分かる?

通所のリハビリに通いたくても施設が閉まっている

知らされた時の絶望感、想像できます?

 

これが、ちょうど良いって…正気?

頭ん中おがくず詰まってんですか?

 その目は節穴ですか、耳は飾りですか、

この際ついでに口も縫っちゃってよ。

 

と、思ってしまったのでした。

ホントさ、もう少し考えてから言って。

考えないなら何も言わないで。

 

そんなこんなで、悶々としていた私です。

しかしながら、ほんの少しでも反撃する

ことができたという事実は、大きいですね。

相手のダメージがどうとかは関係なく。

 

ダメージ与えて傷つけたかったというより、

自分の正直な気持ちを出せたという成果が

嬉しかったのです。

 

押し込められすぎて出方を忘れた感情が

まだ死なずに生きていてくれた、良かった。

 

気持ちが荒ぶり過ぎて夜眠れなくなったけど

吐き気強くて夕食ほとんど残したけど…(;´Д`A ```

落ち着いてお腹が空いたら食べればいいさ。

 

眠れないことで落ち込むことも減りました。

温かいハーブティー片手に読書でもするか、

と諦めて起き出し、結局この記事を書き出す

午前3時。ハーブティーおかわり。

 

 

utuwokurawaba.hatenablog.com

 

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