鬱を食らわば

元うつ病不登校児、アラサーでうつ病再発しました。

人間クラッシャーの心理

どうも、うつ病絶賛再発中のkuraです。

 

少し前に書いていた攻撃欲の強い人シリーズ。

今回は、何故人を攻撃してしまうかについての話。

 

腱鞘炎が爆延してるので執筆速度がクソです。

 

では早速、本題に入りますね。

 

攻撃欲とか言うとサイコパスみたいなのを

想像しがちですが、そうではなく身近に居る人

 

例えば…こんな人たち。

 

・部下の有能さに脅威を感じ、出世の邪魔をする上司

・自分の出世のため足を引っ張る同僚

・バリバリ稼ぐ妻への嫉妬から、仕事や家事をけなし

 ネチネチ嫌味を言ってくる夫

・我が子の自立が淋しいから、子供の仕事にケチをつけ

 小遣いを与えてニートにする親

 

明確な自覚が無くても、結果として相手を壊してしまう。

これら攻撃欲はどこから生まれるのでしょうか。

 

1、傲慢・無神経

自分より下の人間を自分の延長、または道具と思っている。

家庭では子供、職場では部下に対して思っていることが多い。

自分の好きにしていいと思っているので、他人の領域に

平気で土足で入り込み、それが迷惑かどうか考えもしない。

 

生活空間に止まらず考え方、生き方、人生の決断や選択、

精神的領域にまで口を出し、干渉してくる。

それ故、ターゲットは自分の考えや決断だけじゃなく、

感じ方や思いまでも自由にならないような感覚に陥る。

子供は私の分身とか、他人は全て駒だと言ったりする。

そのくせ、自分が同じことをされると過剰なまでに怒る。

 

 

2、自己愛の塊

2つのタイプがあります。まず1つ目。

自分が一番大事。自分は誰よりも優れている。

自分は常に正しく決して間違えないと信じている。

信じて疑わないので一切聞く耳を持たない。

周囲も分かって諦めている場合が多く暴走しがち。

 

そして、2つ目。実は自信が無い。でも認めたくない。

上記のような自己愛イメージを強く持っているが、

そのイメージが脅かされそうだと感じた時に

攻撃を開始する。自分より賢そう、有能そう、

若くて綺麗、など実は自分がコンプレックスを

感じている部分を刺激されるのが耐えられない。

 

 

3、ストレス耐性が低い?

実は傷つきやすい。やられる前にやってやる精神。

逆切れが多い。怒られたくないから先に怒るタイプ。

他人の考えによって動揺するのが耐えられない。

話し合いなんて身を危うくするだけと思っている。

 

自分の落ち度や誤り、過失を認めなければならなくなる

かもれないし、自分の考えや方針を変えたり、

譲歩したり、決断を撤回したりしなきゃいけなく

なるかもしれないからです。

居心地が悪くなるような事態は全力で避けたいから。

 

弱い犬ほど、よく吠える。

 

このような人たちは、人より優位に立ちたいとか

支配したい、意のままに操作したいと考えています。

 

それによって稚拙な自己愛イメージを守り、

存在意義を見つけようとしているのです。

 

ターゲットにされる人は、以前書いたように

誰かの役に立ちたいという気持ちが強い人が多いです。

 

奪うことで尊厳を保とうとする人と

与えることで存在意義を見出そうとする人

 

需要と供給が合わさって、相互作用が生まれ

攻撃に拍車がかかり、受ける側も容認してしまう。

そんなことが少なからずある。

 

「あなたのため」と何でも正当化して

奪ったり、押し付けたりされているのに、

それが苦しいと自覚していながら

「でも、私のことを思ってしてくれているから…」

という甘ったれた綺麗ごとを言ってしまう人が居る。

 

許してどうする!それが何の解決になるんだ?

 

あなたが、あなたのことを知っている以上に、

誰があなたのことを知りうるだろうか?

 

あなた自身のことを判断するのに、誰があなた以上に

恵まれた立場に居るだろうか?

 

自分がどうするか決めるのは、結局自分です。

他の誰かが責任を取ってくれるわけじゃない。

誰かの助言や意見が必要な時はあるが、

それを取り入れるかどうかの判断も、それに基づく

行動も、結局は自分が決めるのです。

 

壊れた操り人形を続けるのか、自分で考えて行動するか

最後は自分で決めなくてはならないのです。