鬱を食らわば

元うつ病不登校児、アラサーでうつ病再発しました。

人間の壊し方②

どうも、うつ病絶賛再発中のkuraです。

 

引き続き攻撃欲が強い人間クラッシャーの

攻撃方法について書いていきます。悪用厳禁!!

 

 

7、社会通念を持ち出す

自分の要求を飲ませ、相手の抵抗を封じるため

社会で一般的に善とされていることを引き合いに出す。

困っている人が居たら助けてあげないといけない、

丁寧に頼まれたら断るのは失礼、などが分かり易い例。

 

またこの社会通念を巧みに使い分けて圧力をかける。

「仲間なんだから、何でも率直に言うべき」

と言って、自分の言いたいことだけさっさと言ってしまい

「年上の意見は尊重すべき」と反論を封じたり、

「仲間を信頼して何でも任せるべき」と面倒を押し付け、

相手が手一杯になって助けを求めると、掌を返して

「自分で解決するより逃げる方が楽よね」と嫌味を言う。

 

一見正論なので、反論しにくいかもしれない。

この状況で、その考え方が本当に正しいのか?

言う通りにするのが本当に適切か?と言うことが

段々と麻痺して分からなくなる。それが狙いです。

 

親や先生の言うことには素直に従うべき

他人に不快感を与えることをしてはならない

などの、みんなが正しいと信じて疑わない事実を

全て「逆らうな」という為の脅しに変える。

言葉の魔術師ですね。インチキですけど。

正しいからこそ、疑おうとしない。

言われた本人でさえ、そうかな?と思ってしまう。

単純だけど恐ろしいことです。

 

 

8、強引に恩を着せる

自分の思うがままに操作したい欲求から、

あなたのため、あなたのため、と要らぬ恩を着せ

その見返りを要求する。

上記の社会通念を持ち出すと繋がるところがある。

あくまでも相手の為にしてやってる、という風に

見せかけておいて、実は自分のことしか考えていない。

 

その証拠に、言うことは批判ばかり。

あんな人と付き合ってはいけないとか、

あんな仕事はバカげているとか、あんなことに

時間と経費を費やすなんて気が知れない、という風に。

 

「あなたのためを思って言っている」

「あなたに幸せになって欲しいから」

 

うそ、ウソ、嘘!!全~部、嘘です。

常日頃から恩を着せる下地を作っているに過ぎない。

「教えてあげてる」「世話してあげてる」が常套句。

相手の為になった試しなんかなくて良い。

あの時あんなに良くしてあげたじゃない、

いつもこんなに良くしてあげてるじゃない、

という口実を作り、相手の抵抗を封じるためです。

余計な苦労をしなくていい様にしてやってる、とか

あえて苦しみを与えて自立を促してやってる、とか

ものは言いようで、後からなら何とでも言える。

 

人と言うのは、相手に借りがあると思うと

何らかの方法で返さなければならないと考えるものです。

それを逆手にとって強引に恩を着せ、要求をほのめかし、

断りづらい状況を演出するのです。

従わないと脅しをかけてたり、良くない結果になると

ほのめかして恐怖心を煽ります。

 

こんなに良くしてあげている私に背いたら、

周囲の人はあなたのことを、何て思うかしら?

 

これを断ったら結果が出せないかもしれないよ。

そしたら、親御さんも失望するかもしれないね?

 

そうやって自分の聞きたい言葉を引きずり出し、

後でバレても「あなたが自分でやったこと」と逃げる。

 

第3者にどう評価されるかや失望を与えるのではないか、

という恐怖心を掻き立て、正常な判断が出来ないように

仕向け、意のままに操ろうとするのです。

相手に恩があると思い込まされていれば、

負い目もあるので簡単にNOとは言えなくなるのです。

 

あわよくば、この恩を返すためなら何でもする

思ってくれないか、と策を巡らせているわけです。

 

自分の悪行を正当化できる最高の攻撃法でしょう。

良い人を演じながら、相手にも自分の望む良い人を強要し

それが正しいことだと胸を張っていられる。

良い人、というより都合のいい人ですね。

 

必要以上に罪悪感を感じて奉仕精神が芽生えたり

苦しんでるくせに結局は自分の為だとか言っちゃったり

ターゲットにされる側にも攻撃を許容してしまう素地が

あったりもするので、相互作用で地獄絵図です。

 

9、非難に動じない

自分がこそが唯一正しいと信じて疑わない場合と、

分かっていて決して認めない場合があります。

 

前者は、自分の考え方こそが唯一最良の基準として

周囲にそれを押し付け、自分の知識や教養をひけらかし

それは身に付いていて当然だという態度で接して

マウントを取って優越感に浸る。

分かりにくい指示や言い回しをして、わざと説明を省く。

困惑しているのを見てほくそ笑む。

これだから下界の人間は…とでもいう様に。

 

後者については、自分の非を認めたくないから

だけではなく、もう1つ明確な目的があります。

相手を疲弊させ、諦めさせることです。

何を言っても無駄、と諦めさせて黙らせたいのです。

 

どちらも共通して言えることは、反論が無駄ということ。

自分と違う考えや意見は、全て個人的攻撃と捉えるのです。

こいつ、文句ばっかり言いやがって!と逆切れ。

ただの意見なのに喧嘩を売られたと勘違いするタイプ。

それじゃあ分かり易く数で説明しようと同意見を集めると

どいつもこいつも、ふざけやがって!!となるわけです。

自分と異なる性質は一切認めない、受け付けない、

それどころか、初めから無いものとして見ているのです。

 

古風で頑固と言えば聞こえは良いかもしれませんが、

視野が狭くて器が小さくて頭が固いってだけ。

要するにバカ。それ以上でも以下でもないのです。

バカにつける薬はないのです。

 

 

さぁ、いかがでしたでしょうか?

以上が攻撃欲の強い人たちの攻撃法です。

 

誰でも1度は体験しているでしょう。

1つに当てはまったからと言って、確実にあなたが

攻撃目標にされているとは言い切れません。

 

でも多く当てはまれば当てはまる程、

その可能性は高くなり、壊される危険性も高まります。

 

壊される前に逃げて!というメッセージを込めて

みなさま、お気を付けくださいませ…。