鬱を食らわば

元うつ病不登校児、アラサーでうつ病再発しました。

すぐ怒る人と怒られやすい人の特徴と対処法

うつ病絶賛再発中のkuraです。

 

最近って怒りの沸点低い人が多いよねって話から

広がった話題でドキリとした話。

職場での思い出がよぎって猛反省しました。

 

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人は何故怒ってしまうのか、みたいな話は

以前にも攻撃欲についての記事に書きましたね。

そこから更に、すぐ怒る人に怒られる人って

だいたい決まっちゃってない?という話になり

ターゲットになりやすい人の特徴についての話に。

これも前に書いたっけ。

 

改めて今回の話で出たすぐ怒る人の怒りの理由

怒られやすい人の特徴4つについて書いていきます。

防御法も考えてみましたが参考になるかどうか…

 

すぐ怒る人の怒るまでのプロセスって

1、出来事に遭遇

2、勝手に意味付け→怒って良しと判断

3、怒る

だいたい、こんな感じだと思うんですよ。

で、この判断を左右しているのはべき論。

怒りやすい人ってべき論者が多いように思う。

 

そもそもべき論とは、誰しもが持っているもので、

物事はこうあるべき、こういう時はこうするべき

という、これまでの人生経験上で導き出された

オリジナルの辞書みたいなものです。

つまり、その内容は十人十色。違って当たり前。

 

だけど、怒りやすい人やべき論者なんて言われている

人たちはそこを誤解していることが多い。つまり…

 

自分のべき=一般常識

と思ってしまっている場合が多いのです。

自分の辞書が世界共通だと思ってしまっている。

だから違うことを見つけると、制裁という名の免罪符

の元、怒りをぶつけてくるのではないでしょうか。

 

べき論者に怒りをぶつけられたら、どうしますか?

ここは、こうだろう!と自分の信じてきたべき論と

全然違うことを、さも当たり前のように言われたら…

最近ははい論破の使い手が多いようですが、逆効果です。

はい論破、と言ってぐぬぬ…(;´・ω・)と返ってくるのは

2ちゃんねるだけです。覚えておきましょう。

 

沸点が低く、我が辞書の敬虔な信者であり、しかも既に

冷静さを欠いた状態の人に反論しても殆どの場合が無意味。

そもそも、現実世界ではい論破を連発していたら人間関係が

崩壊してしまう危険性が高い。

 

正解は、時間稼ぎではないかと思われます。

介護職としての研修でアンガーマネジメントという

怒りのコントロールについて学ぶ機会があるのですが、

その中で「怒りのピークは6秒」と学びました。

怒りを感じても深呼吸して6秒やりすごせば、相手を

強い言葉や態度で傷つけることを回避できるというもの。

 

これを応用しましょう。6秒耐えしのげば峠は越える。

このたった6秒、されど6秒をいかに躱すか…(;´Д`)

ただし、ここで注意しなければならないのは相手の

怒りの沸点が低いこと。次の怒りの材料を見つければ

新たな怒りがやってくるのです。

 

6秒耐えて、また6秒…という連続怒り攻撃を食らう

可能性もあるということです。

 

しかし、そんな人だって毎日誰にでもそうして

怒り散らしている訳ではないでしょう。

ターゲット的な存在が居る場合が多いと思います。

 

何故、私ばかりがこんな目に…?

そう思ったあなた、私と同じです。(;´・ω・)

前述の通り、怒っても良しと判断する基準は

相手の辞書に基ずくもので、それを全国共通の

一般常識と履き違えているのは相手の方なので

怒りの原因は、あなたにはありません。

 

しかし残念ながら、引き金を引いたのはあなたです。

怒りを誘発するきっかけを与えやすい特徴を

備えているがために、繰り返し怒られていると考えられます。

以下、4つの特徴を参考に振り返ってみて下さい。

 

1、自信の無さが表情や態度にダダ洩れ

過剰に委縮してしまったり、常におどおどして

自分からは話しかけ辛いからと会話がほぼ受け身。

極端な例は話しかけられないと話せないですかね。

これ、場合によっては態度が悪いとか反抗的という

印象を与えてしまうので要注意なんですって。

 

べき論者さんの注意や叱責を与えなければ、という

使命感にどんどん石炭をくべているようなものなんです。

燃えろ燃えろ~!ヽ(`Д´)ノ…ってね。こわーい。

 

2、はっきり喋れない

自信の無さから語尾があやふやになったりしてませんか。

私は、なってました!(ドヤ!)しかし、べき論者には

白黒はっきりしやがれという性質の方が多いので、

苛々させてしまいます。そして話し方が気に食わんという

印象ばかりが強くなってしまうんです。

これではどんなに正しいことを言っていても伝わらない。

むしろ揚げ足を取られたり、障子の桟を指でなぞる様に

欠点を探し出して吊るし上げを食らうのです。

他の人なら注意すらされないことで激怒されたりする。

 

3、相手に結論を委ねがち

何か意見を求められた時、自信がないから一般論や

状況説明だけで返したり、逆に「どうしたらいいでしょう?」

とか聞いちゃう。結論を出せない。自分の中で出ていても

それを発表する自信がない。否定されそうで怖い。無理。

そして常に相手に意見を求める形になり、相手の苛立ちを

煽ってしまうのです。恥ずかしながら心当たりしかない。

 

これでは自分の意見や考えが無い人、他人任せで無責任、

というレッテルをペタリと貼られて一生剥がして貰えない。

「私はこういう理由でこう考えているのですが、どうでしょうか」

という言い方が良いようです。( ..)φメモメモ

 

4、話が長い

もう怒られたくないから誤解されないように…なんて

説明ばかりが長くなり、結論は?と聞かれても自信が

無いからダラダラ説明した後で結局どうしたらいいでしょう?

みたいな展開になりがち。そして更に苛立たせてしまう。

 

余計なことは良いから、結論から言って!ってなるよね。

普通の人でもなるよね。でも結論の後の割と強めのはぁ?

が怖いんです。意味わかんな~い!とか大声で言われると

1人だけ素っ裸にされて、それを指さされて笑われている

気分になるんです。あああぁぁぁぁぁぁぁぁ((((;゚Д゚))))

 

もう全てに心当たりがあって反省しかない。

しかし私だって初めからそうだったわけじゃない。

そういった言動になってしまうのは何度も何度も

怒られて、圧力をかけられて心をへし折られて、

すっかり自信を無くして委縮してしまったからで

それを更に怒られるなんて理不尽の極みじゃないか!!

 

そうです。きっかけを作ったのは自分かもしれないけれど

そもそもの怒りの判断は相手が間違っているのであって、

自分には関係ないのです。相手の方が間違っているのです。

自分のオリジナル辞書を全世界のバイブルだと誤認している

相手の問題なのです。

 

だから、罪悪感なんて感じないで自分を守りましょう。

相手に非を認めさせる必要はありません。

間違った方法で自分を苦しめる人間に、そこまでしてやる

必要はないのですよ。割り切っちゃいましょう。

 

反撃ではなく、防御が正解だと思う。精神衛生上ね。

自分でも自分を責めて、相手に好きに攻撃させてしまい

ぶっ壊れた私の結論です。

 

躱す、逃げる、流す、っていう技術も大事ですよね。

全てを全力で受け止めようとしない方が良い時もある。

 

勝手にやらせといてもっと積極的にグイグイいけば

良かったのに、と誰か言われたけど私にはそれが難しい。

過剰に委縮し受け身に徹してしまったのは反省しています。

 

「何を考えているのか分からない」

「私に反抗しているの?何か意見でもあるの?」

「頑張りが見えない。やる気あるの?」

 

と上司に言われた意味が今頃になって分かった。私だ。

上司は典型的なべき論者だった。沸点も低かった。

特定のターゲットを決めては集中攻撃をして異動や

辞職に追い込むタイプの人だった。

私の態度、表情、話し方…全てが苛つかせていたのだろう。

寝食も捨てて頑張ったけど最後まで伝わらないまま壊れた。

 

今頃わかった。でも遅くはないと思う。いや遅いか。

でも少なくとも知らないままよりは良かったと思う。

だって新しくやり直すことが出来るから。