ちゃんとしたこと言わなきゃ病
どうも、うつ病絶賛再発中のkuraです。
昨日YouTubeを何とはなしに見ていたら
偶然おすすめに上がってきた動画を見ました。
アダルトチルドレンが陥りやすい
「ちゃんとしたこと言わなきゃ病」
について分かり易く解説をしてくれる動画です。
とても勉強になりました。もっと早く知りたかった。
「ちゃんとしたこと言わなきゃ病」とは…
正式な病気ではなく、思考パターンとでも言いますか
認知の歪みについて以前書いたことがありますが
それに少し似ています。
自分の中に批評家が居て、いつもダメ出しをする。
もっとちゃんとしたこと言え!もっと考えてから言え!
もっとスラスラ答えろ!もっとうまく話せ!
そのため人から意見や考えを求められると必要以上に
緊張してしまい、委縮してしまう。
そんな自分をまた批判されてしまう。落ち込む。
自己嫌悪や自己否定、羞恥心に苛まれることになり
そういったことを何度も繰り返すうち、自分の中の
批評家を相手に投影してしまう。
・自分でさえ自分のことをダメだと思って
いるのだから、周りもそうに違いない
・周囲もきっと、ちゃんとした答えを求めている
・うまく答えられないと怒らせてしまう…
といった心理が働き、自分の考えより相手にとっての
正解は何かを一番に考えるのです。
自分がどう感じるかではなく、相手がどう言って欲しいか。
だけど他人の心を100%理解することは不可能だし、
そもそも相手だって何となく聞いただけかもしれない。
自分で勝手にハードルを上げて、勝手に緊張して、
勝手にネガティブな判定をして、勝手に落ち込んでしまう。
相手を怒らせたに違いないと思い込み、勝手に委縮して
本当は存在しないかもしれない圧力を勝手に感じてしまう。
本当に怒っているのは相手ではなく、自分の中の批評家
だったとしても。
もっと怖いのは、勝手に委縮した態度で接し続けることで
本当に相手を怒らせてしまうこと。
最初は怒ってなどいなかったのに、ちょっと意見を聞いたら
勝手にテンパって勝手に委縮して時には逆切れのような
妙な態度を取られることにより苛々してしまう。
「さっきは、変なこと言ってすみませんでした」
「え?…何が?」
「あの…怒ってますよね…?」
「え、怒ってないけど」
「いや、怒ってるじゃないですか」
「何が?怒ってないってば」
「ほら、やっぱり怒ってる!」
「だから怒ってないって言ってるじゃん!」
「何でそうやって私にばかり怒るんですか!」
普通にしていれば起きなかった不和を自ら生んでしまう。
悪い妄想を自らの手で、遂に実現してしまう。
先読み、深読みのし過ぎ、気にしすぎ。でも無自覚。
勝手に怒られてる気がして、勝手に嫌われてる気がして
でも本当は自分に一番怒られて嫌われてるんですよね。
だからいつも何かに対して申し訳なくて、恥ずかしくて
自信が無くて、怖くて、肩身が狭くて。
こんな状況に心当たりは?↓
・何処に行っても、いつも誰かと合わず喧嘩してしまう。
・何処に行っても、いつも怖い人が居て怒られてしまう。
・何処に行っても、いじめのターゲットにされてしまう。
苦しいよね、怖いよね、嫌だよね。
でも、本当に…?
もしかしたら本当の敵は、自分の中に潜んでいるのかも。
本当の被害者になる前に、振り返って気付きたいですね。
内からの圧力を外からの圧力だと誤認してしまう。
そういうとこ、私にもあったのかもなぁ。
まずは自己否定の呪縛から脱出しないといけませんね。