鬱を食らわば

元うつ病不登校児、アラサーでうつ病再発しました。

人間の壊し方

どうも、うつ病絶賛再発中のkuraです。

 

前回まで、攻撃欲のターゲットになりやすい人と

攻撃欲のある人と周囲の特徴について書いてきました。

 

前回の記事で、何故攻撃欲が生まれるかについて

書きますと言いましたが、前言撤回!(笑)

今回は、攻撃欲が強い人の攻撃方法について

書いてみたいと思います。

 

理屈抜きに人を攻撃する人も居る。

 

露骨に敵意を向けてくる人も居れば、巧妙で陰湿な攻撃を

裏でコソコソ仕掛けてくる人も居る。

周囲どころか、攻撃されている本人でさえ気付けないことがある。

時には自分の方が被害者のような顔をして、

あなたを加害者に仕立て上げ、孤立させ、巧みな脅し文句で

反論も反撃も出来ないように追い込んでいく。

 

いち早くこの方法を知り、攻撃に気付いて逃げることが

何よりも大切だと思い直したため、急遽前倒し。

 

そういえば、こんなことされたかも…

という心当たりのある方、要注意。壊される前に逃げてください!

 

では、人間破壊兵器たちによる攻撃方法を挙げます。

 

くれぐれも、悪用はしないでください。取扱注意!!

 

 

1、相手をけなして無価値化する

自分が誰より優れていると誇示したい、または相手を支配したい

という欲から生まれることが多い攻撃法。

何であれ、とにかく「完璧ではない」と言う為の口実を見つけ、

批判してくる。あら探しの達人。

 

更に、ずる賢い人は一般化することによって遠回しに批判する。

言われた本人はすぐ気付く程度の遠回しな言い方で悪口を言い、

指摘されると「あなたのことじゃない」「あくまでも一般的論」

するりと躱し、時には「冗談も通じないの?」「被害妄想じゃない?」

と批判を重ねて、とどめを刺しに来る。

自分の攻撃を正当化する言い逃れが上手く、逃げ口上が豊富。

 

 

2、争いや不和の種をまく

虚実取り混ぜて語り、誠実そうに振舞っておきながら

裏で巧妙に計算している。

この攻撃による目的は大きく分けて2つあります。

1つ目は「全員を分裂させて支配すること」

2つ目は「特定の人物を孤立させること」

 

1つ目の理由でこの方法を用いる場合は、

攻撃側が何らかの権力を行使できる立場に居ることが多い。

下に居る者たちを完全支配し操作したいという欲求。

極度の緊張や恐怖を与えて互いを競争させたり、

お互いに不信感を抱かせるように仕向けたりします。

自分以外の人が仲良くするのが耐えられないという

自己中心的極まりない理由が絡んでいる場合もあります。

 

権威を保つために諍いの種をまき、仲間割れを目論む。

そこで颯爽と登場し「自分が居ないと何もできない」

手を差し伸べてやって優越感に浸るのです。

 

2つ目の理由では、ターゲットが他者との交流によって

考え方を変えたり、支えて貰ったりしないよう仕向けます。

自分の知らぬところで能力を発揮したり、楽しみを見つける

というのが許せないからでもあります。支配欲の塊。

お前は私のことだけを考えて苦しんでいればいいんだ。

他者の影響を受けたら、自分の影響力が弱まったり

支配や操作の妨げになるのではないか…。

家族、友人、同僚、仕事、趣味にまでケチをつける。

批難して、けなして締め出し、ターゲットが周囲に対して

疑惑や不信感を抱くよう仕向け、孤立させていきます。

 

そして、この2つに共通するもう1つの理由。

それは団結して反撃されないようにすること。

万が一、自分の悪口がバレたとしても

互いに不信感を抱き分裂していれば、1人では

反撃など出来ないだろし、そんな余力は残すまい。

 

 

3、わからないふり

1つめの一般化して批判と似ているのですが、

これも自分の攻撃に保険を掛けたり正当化して逃げる

という点では同じです。

勇気をもって反論しても一切認めず、しらを切る。

驚いて当惑している振りをして、理由や証拠を要求。

理由もなく攻撃されているのは自分の方だとでもいう様に

相手を非常識な加害者のように周囲にアピールします。

私は何もしていないのに、何故そんなこと言うの?

 

時には仲間だか下僕だかを証人として引っ張ってきて、

涼しい顔で「ほらね?間違ってるのは、あなたでしょ」

何度も繰り返されるうちに、どちらの頭がおかしいのか

分からなくなるのです。おかしいのは、私なの?

そう思わせたら、しめたもの。

 

 

4、ズレ

言っていることと、やっていることが違う。

発している言葉と真意が、明らかに違って見える。

それは大きければ大きいほど、相手を混乱させる。

時には以前自分の下した命令すらも批判して見せる。

言われた通りにやったのに怒られたってこと、ない?

わざと分かりにくい指示を出したり、

以前と矛盾することを命令したりして混乱させ、

ミスやしくじりを繰り返させて、ほくそ笑む。

他人の努力を台無しにして落ち込ませ、

やる気を失くさせ、無力感を味わわせて

優越感に浸りたいのです。

 

そして、何度も言いますが逃げ口上が豊富。

「その時とは状況が違うだろ」「臨機応変にやれ」

 パッと反論できない状況を作るのが上手い。

反論の余地を与えず、自分の言いたいことだけ言って

さっさと居なくなったり、忙しい振りをして相手の話を

聞かず、そわそわと時計やスマホを気にして見せたりする。

 

そして殆どの質問に、ちゃんと答えない。

相手の話の腰を折ったり、脱線させたり、論点をすり替えたり

ちょっとしたことが気に障ったと言って憤慨して見せ、

話し合いを拒否したりします。逃げたいだけ。

大げさにため息をついて見せ、うんざりした態度をとる。

お前の理解不能なバカげた話に、嫌々時間を割いている、

というメッセージを送り、早く終わらせようとする。

言っても無駄だと思わせ、諦めさせるための作戦。

お前は何も考えず、私に従っていればいい。

 

 

5、受動的攻撃

自分で直接手を下さない、安全圏からの攻撃。

忘れる・何もしない・遅らせる、が三種の神器

偶然なのか、わざとなのか見えにくく陰湿さが倍増。

証拠が無ければ、騒いだところで相手が悪いイメージを

持たれるだけ。被害者ずらで堂々としていればいい。

「何を根拠に」「証拠はあるのか」が必殺技。

好きな言葉は…

知らない・やってない・言ってない・記憶にない

ちょっと捻って、誤解しているもお気に入りのフレーズ。

君が誤解しているんじゃないか?と、のたまうのです。

相手の悪意を疑う自分の方が悪いのだろうか…

と思わせたら勝ちだと思っている。目論見通りです。

 

 

6、罪悪感を抱かせる

何でも人のせいにして責任転嫁。自分が背負いたくない

ものは、全部人に背負わせて悠々と暮らしたい人間。

本来、罪悪感と言うのは誰他に対して悪いことをした場合

その責任が自分にあると感じ、償わなければと思う感情。

誠実に生きようとする人のこういった感情を悪用し放題!

 

何かうまくいかない時、ターゲットに責任は自分にあり、

「私が何か悪いことをしたに違いない」と思うよう仕向ける。

相手の不注意や無知のせいにする。

罪悪感を煽れば煽る程、相手の反撃も封じることができる。

たとえ自分に非があっても、そうさせたのはお前だという

言い方をして見せることで、ターゲットには罪悪感を抱かせ、

周囲にはターゲットにされる方に問題があるのだと思わせる

ように仕向けていく。

 

好きなフレーズは…

あなたがもっと気を付けていれば…疑ってみるべきだったのに・

そんなことは皆知っていることなのに、などなど。

 

自分が全て悪いので、酷い仕打ちをされても仕方がない

という自己懲罰まで生まれてくれれば、しめたもの。

紛い物の正論を引っ張り出して、とどめを食らわせる。

一見正論の言葉の裏に、毒を含ませるのを忘れずに…

 

「うまくいかないということは、悪いってことよね」

(うまくできなかったお前が悪い)

「どんなに努力してても能力が無いとできない」

(お前には能力がないから、結果が出せない)

「頑張って欲しいから、厳しくするのよ」

(だからこの攻撃は正しい。もっと苦しめ)

「いろいろと文句を言う人は居るけど、結局文句言う方が悪い」

(自分に不平不満を抱くお前らが悪い)

 

自分の非は決して認めず、あくまでも相手に罪悪難を

抱かせて、責め続ける。

常日頃から相手の弱みを探し続け、あげ足を取り、

言葉尻を捕らえては、鬼の首を取ったように

「ここが悪い、あれが違う」とギラギラしながら論い、

自分は一切の罪悪感を感じずに相手を責めることができる。

自分の都合がいいように事実を捻じ曲げて捉えて、

面倒なことは、全部あいつに押し付けりゃ良いと思っている。

 

 

長くなったので一回切って、次回に続きます。