鬱を食らわば

元うつ病不登校児、アラサーでうつ病再発しました。

うつ病を誘発?!アウトな叱り方5つ

どうも、うつ病絶賛再発中のkuraです。

 

今回は、うつ病2回目の私が考える

うつ病を誘発するだけでなく、1つもメリットがない

と思っている人の叱り方についてのお話。

 

それなりに人生経験を積んでくると、立場上

人を叱らなければならない状況はあります。

 

叱るというのは、感情に任せて怒るのではなく

目の前の問題に対して今後どうするか?という

方向性をすり合わせるための対話であると思います。

 

やり方を間違えると、効果がないどころか

かえって逆効果になることもあります。

叱る以上、少なからず相手を批判するような

内容になることは避けられないでしょう。

でもその衝撃を和らげる伝え方はあるはず。

 

衝撃だけを武器に相手を変えてやろうする人、

たまに居るけど、それは一時的に相手を

力でねじ伏せただけで、相手は納得できていない。

根本的な問題の解決にはなりません。

 

以下に挙げるものは、うつ病の私が考える

衝撃のみに頼ったメリット0の叱り方5つです。

 

1、何度同じこと言わせるの?

誰しも1度は言われたことがあるセリフ。ショック大。

誰だって間違えることはあるし、ものを覚える速度も

人それぞれです。

それに、伝え方は充分に分かり易いものでしたか?

自分こそが正しいと思っている人が言いがちなセリフ。

この私がこんなにしてあげているのに、と言う心理と

同時に相手を責めることで自分を正当化しようとしている。

 

何でも聞いてねと言っておきながら、

そんなことまで言わきゃ分からないの?とか言う。

前にも言ったけど、とか前置きを挟んできたりもする。

威圧感がすごい、というイメージ以外何も残らない。

 

 

2、何で出来ないの?&高圧的

高圧的。これと併せて意味わかんな~い、が出る率高し

何故?という問題提起そのものは悪いことではないが、

この場合は問題解決よりも侮辱の意図が強い

自分と違う考え方や捉え方をする人たちを

意味分かんない、と鼻で笑って排除してきたタイプ。

自分の中の絶対的正義を振りかざし、一見正論と

思えなくもないことを話すが、よく考えるとおかしい。

その綻びを高圧気な言動で目くらまししようとする。

 

何で何で?を繰り返し、人の言葉尻を捕らえるのが

得意で、話し方が詰将棋。ハイ論破精神。

そして言い方がとにかく高圧的なので、

極度の緊張を強いられ、常に委縮し、

いつも過剰に顔色を窺ってしまい、自分で

考えて行動することが出来なくなってしまう。

この人の機嫌を損ねない正解は何だろう?

そんな考えが何よりも優先されてしまうから。

 

因みに、私が上司にこれをされた時

相談に乗ってくれていた私の恋人は、

「この人何で何でばっかり言って、

出来なかった人の気持ち全然考えないよね」

と冷めた口調で仰っておりました。案外鋭い。

 

 

3、叱る理由や正解を言わない

感情に任せて当たり散らす人に多い叱り方。

怒っても許されそうな状況を探して、今だと思ったら

本能のままに荒れ狂う。周囲の人間が委縮したり

自分に気を遣ってくれる状況が好きなタイプ。

 

何故そんなに荒ぶるのか、どうすれば良かったのか

叱られた方は、必死に考え提示しようとする。

しかしこの手のタイプには、ただ謝ってもダメ、

解決案をいくつ出しても全部ダメ、という場合が多い。

 

違う、そういうことじゃない、そういう問題じゃない

謝って欲しいわけじゃない、自分で考えたら?など

よく分からない言葉で批判し続ける。

叱る側も何が正解か分かっていないことが多い。

何が間違ってるか自分で考えて気付かないと

意味がないから!とか言ってくる。

何の意味?ちょっと何言ってるか分からないです。

 

 

4、もうやらなくていいから

はい、トラウマ決定。失敗は成功の母とか言うけど

失敗だけで終わっちゃいました。成功体験に繋げることが

できず、出来なかったという事実だけが残る。

自信を無くし、自主的に新しいことに挑戦しようという

意欲も無くしていく。

 

あなたには、どうせ無理でしょ?

という扱いを受け続けるうちに、

自分でも、どうせ自分なんて…と思ってしまう。

どちらにとっても良いこと無し。

得手不得手は誰にでもある。みんな最初はできない。

そして全ては、やらないと永遠にできないままです。

 

 

5、さらし者にする

ただの公開処刑。侮辱以外の何物でもない。

人前での激しい叱責、ミスを晒す、など。

愛のムチとか絶対嘘だし。愛なんて無いだろ。

これも相手の価値を貶めることで自分を

正当化しているだけだし、

悔しさをバネにして頑張って欲しい!

とか言う人居るけど無理です。

 

怒りや憎しみをエネルギーに!って悪魔かよ。

多くの人はトラウマを増やすだけです。

 

休職前の私も、何度も経験しました。

日常的に他部署の人たちの前で叱責され、

「仕事ができないkuraさんを今後どうするか」

みたいなミーティングと言う名の公開処刑

自分の悪い所と、その原因と具体的な改善案を

皆の前で発表する…ということをやっていました。

そして、その案を、と言うより全人格を

上司に批判されまくり、代替案を今ここで考えて

発表して皆に教えを請え!という時間を経験し、

休職中の今も夢に見ます(笑)

 

皆の貴重な時間を奪っていることと、

上司の演出するこの舞台に、皆が疲れきっていると

分かっているのが辛かった。

そこで上手くやれない自分も情けなかった。

 

結果、うつ病再発。ミスは増大。良いこと無し。

 

叱るって難しいですよね。

 

具体的なアクションとしては…

まず感情に流されないことを前提として、

何が問題で、自分はこう思うが

あなたはどう考えるか?これからどうするか?

 

これを探るための対話と思えば、上記のやり方よりは

上手く伝わるんじゃないかと思います。

 

以上、うつ病の私が個人的にアウトだと思う

叱り方5つの紹介を終わります。

 

ありがとうございました!