安定の不安定に追い打ち
うつ病絶賛再発中のkuraです。
長らく更新お休みしていました。
うつ病回復期に急性期並みの
ビッグウェーブが到来していました。
そんな中でも何とか生きてきて、
先日、母から近況を教えなさいと
手紙が届いたので色々と近況報告の
手紙を書いて送りました。
小まめに薬の調整をして貰ったり、
認知行動療法を試してみたり、
苦しいけど希望を持って、
今の自分に出来ることを毎日
考えながら頑張って生きています、
とかそんな感じのことです。
すぐ返事がきましたよ。
以下、母の手紙の内容です。
『そちらの近況よく分かりました。
精神科というのは宗教と同じです。
はい、治りましたと言われることは
まず無いでしょう。
副作用の強い薬でどんどん頭が
おかしくなり、入退院を繰り返すように
なって、社会復帰など出来なくなります。
精神科＝キチガイ病院ですから。
私の母もそうでした。孫に出ましたね。
あなたは１日も早く現実を見て、
仕事をしてください。
人間、外で稼いでなんぼです。
学歴のないあなたの生きる道は
１つしかありません。
働くうちに気力と体力は戻るのです。
早く時間や規律に追われる日々に
戻った方が良いと思います。
精神科に洗脳されないでください。』
…(´ﾟдﾟ｀)
言葉もないわ。
こんな一昔もふた昔も前の
偏見に塗れた考え方。
気にしちゃいけないと思っても
早く忘れようと思っても、
文字で見せつけられると辛いし
これが自分の母親なのかと思うと
絶望感が凄いので即行で手紙は
破り捨てました。
説得しようとは思いません。
今そんな元気は無いので…。
もう良いよ。疲れた。
生きてさえいれば…って今まで
何とか踏ん張って来たのに、
生きてるだけじゃダメなのか。
虚しいな、悲しいな。
母方の祖母は、子供の頃から
母が幼少の頃に死んだと聞かされて
いましたが、仏壇に遺影も無いし、
そもそも写真が一枚も残っていない。
それどころか祖母の話題を出すだけで
とんでもなく重苦しい空気になり、
子供ながらに触れてはいけない話と
思っていました。
大人になってから、ある日母に
「実は生きていたけど、この前死んだ」
と言われてお葬式だけ行きました。
本当の身内数人だけ集まって、自宅の
一室で密やかに行われたお葬式。
その場で初対面の祖母の近親者と
今まで一切の説明を避けてきた母の
断片的な話を総合すると…
祖母は母が幼い頃に精神疾患になり
近所に後ろ指を刺され、家族にも
見放され離婚、夫である祖父に
娘2人（母と母の妹である叔母）も
取り上げられたそうです。
写真が一枚も無かったのは、祖父が
全て燃やしてしまったんだとか。
お葬式の席で初めて、祖母の近親者が
保管していたアルバムで生前の祖母や
母の幼少期の写真を見ました。
若い頃のおばあちゃん、
黒木瞳さん似のすごい美人でした。
娘2人を一方的に取り上げられてから
時々、娘たちに一目会いたくて学校の前で
待ち伏せをして問題になったとか…。
校門の前で佇む祖母を見つけた母は、
罵詈雑言で追い返したそうです。
クラスで「お前の母ちゃんキチガイ病院」
などと男子にからかわれ、女子には陰口を
言われて辛い日々だったとのこと。
いつの時代も、子供って残酷よね。
でも、祖母をおかしくしたのは
薬だけじゃないと思うんだよ。
言っても仕方ないけど時代と、
言っちゃ悪いけど家族じゃないかな。
周囲から後ろ指刺され白い目で見られ
心無い言葉を吐かれて、
病気の苦痛とも薬の副作用とも闘って
そんな中で、
唯一の味方であって欲しかった人に
愛する夫やお腹を痛めて産んだ子に
否定されて見放されて捨てられたら
もう居場所が無いじゃない。
もう、キチガイ病院しか行ける所が
無かったんじゃない？
自分が居ても良いと思える場所がさ。
みんながそうさせたんじゃないの？
辛かったろうな…おばあちゃん。
遺体としかあったことないけど。
話したことも無いけど。
祖母は自殺しなかった。
地獄みたいな時代を生き抜いて、
寿命が尽きるまで頑張って生きた。
素晴らしいじゃないか。
見習いたいよ、おばあちゃん。
しかし私は社会復帰は必ずする！
するって決めてるから絶対にする！
だからこそ今は目の前のことを
精一杯やる。
現実を見てないからじゃない。
現実的に考えて目標から逆算して
計画的にやっています。
気持ちだけじゃどうにもならない
とか言われたりもしたけど、
気持ちが無くちゃ何も始まらんのだよ。
だから気持ちだけは無くさない。
ここ大事。テストに出ます。←大嘘
いつか母にも理解してもらえれば…
とかは今は考えない。消耗するから。
要は結果出せば良いんでしょ？
やってやるから黙って見とけよ
バカヤローコノヤローめ(´ﾟдﾟ｀)Q
