鬱を食らわば

元うつ病不登校児、アラサーでうつ病再発しました。

意識高い系で自爆してうつ病になった話

うつ病絶賛再発中のkuraです。

 

部屋の片づけをしていたら分厚いルーズリーフが出てきました。

これ何だっけ?とページを捲ると走り書きの言葉がびっしり。

いつかどこかで聞いた言葉、本で読んだ言葉、誰かに言われた言葉、

何かの拍子に思いついた言葉。書いているうちに湧き出た言葉…。

 

① 背中を押してくれるポジティブ篇

② 一番闇が深いネガティブ篇

③ 救いや励ましになる慰め篇

 

という感じで分けてあります。こういうことするんですよ普段から(;´・ω・)

心に残った、残しておきたい言葉を書き溜めたノート。発見。 

 

うつ病再発中の私にとって、時に背中を押してくれたこともあるけれど

一転、状況によっては首を絞めるだけだった危うい領域があります。

 

意識高い系。夢に向かって突き進め的な言葉たち。

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自己啓発本とか松〇修〇さんの応援的な熱い言葉とかって、うつ病患者とはあまり

相性が良くないみたいです。壊れるまで頑張っちゃう人には向かないみたい。

 

主に①のポジティブ篇に書き溜められた言葉ですね。

理想が高いことや高い目標を持つのは悪いことではないけれど、それはあくまでも

元気な人限定。元気がない時は自爆テロになりかねないので要注意ですね。

 

それでもそんな言葉に縋って頑張ろうともがいていた自分が居た。 

以下、ノートの①の部分を抜粋しました。元気のない方は参考にしないように

注意してください。 意識を高く保てるのは元気な時だけです。

 

元気のない時に参考にするとどうなってしまうのか、()内の現在の私の心の声と

共に病んでいく心の移ろいをお楽しみください。↓

 

困ったときに1人で切り抜ける覚悟さえしておけば、案外困難などは訪れない。

厄災は、人に頼る気持ちが引き寄せる。

(この言葉をはき違えて全てを一人で抱え込み最後は潰れました)

 

どうせ負けるにしても、正面からぶつかって敗北すべきだ。

うつ病になってから、負け戦と分かっていたならボロボロになる前に逃げてしまえば良かったのにって言われて、確かに…と納得w)

 

才能という言葉で紛らわせてはいけない。諦める口実に使うわけにはいかない。

経験や、訓練や、努力や、知恵、機転、根気、そして情熱。才能が足りないなら、

そういうもので置き換えよう。

(これはある小説の一片であると記憶しています。その物語の主人公はこんな風に

コツコツ努力を積み重ね、成長していくのです。時にそんな努力さえ実らないことも

あるということを私はこの時まだ認められなかった)

 

いいんじゃないの。怖けりゃ必死になるだろ。もう少しその怖さを味わえよ。

(緊張や不安に負けそうな時に自身を奮い立たせようと書き留めたんでしょうね…)

 

怖いもの知らずってのはなぁ、本当に怖いもんが何か、ちゃんと知ってるんだ。

知ってて前に進むんだ。

(何かが怖かったようです。でも負けたくなかったんですね)

 

「君は既に壁際に追い詰められている」

「構わないさ。壁を蹴れば反動で力が増す」

(これは確か海外ドラマのセリフです。そのドラマ結構いいセリフがあって、

「後ろが壁ならどうする?ぶち壊せばいい!」

「抜け穴は無い?穴は自分で開けりゃいい!」

みたいな勢いある感じが当時は好きだった。今はそれを楽しめる元気がないけど)

 

後に笑えぬ涙は流すまい

(失敗を失敗のまま終わらせない、みたいな言葉ですね、ポジティブになりたかったんですね)

 

自分の身体を使って、身体を痛めつけて、ぶつかっていく。自分の皮膚で触れた部分が世界なんですよ。

(この痛みも、世界を広げるための試練なのだ!と、耐え続けて潰れたんですね)

 

救いは一歩踏み出すことだ。さてもう一歩。そしてこの同じ一歩を繰り返すことだ。

(全身が鉛のような朝も、吐き散らかした朝も、駅のホームで蹲ろうと、こうやって

毎日出社していったのです。いつか報われると信じて)

 

自分以前にこれに出会った人たちのことを思い出すのだ。そして自分に言い聞かせるのだ。他人がやり遂げたことは、自分にも必ず出来るはずだと。

(そう、みんなだって同じ日々を乗り越えている筈なのだから…)

 

彼は一度ならず、砂の中、山の中、海の中に落ちこんだ。しかも彼が帰ってくるのは、

いつもきまって再びまた出発するがためだった。

(ヘトヘトになってもボロボロになっても、家に帰ればまた明日のことを考えて…)

 

人間であるということは、とりもなおさず責任を持つことだ。

人間であるということは、自分には関係がないと思われる不幸に対して忸怩たる

ことだ。

人間であるといことは、自分の石をそこに据えながら、世界の建設に加担していると

感じることだ。

(そうだ、辛くとも今の仕事に責任を持って人の役に立つことをして、社会の歯車の

一部になるんだ…!)

 

※だいぶ病んできていますが、まだ終わりません(;´・ω・)↓

 

人の偉大さは、自分に責任を感ずるところにある。

(どこが響いたのか不明。全ての責任を負いたかったのか。それが正義あるいは

使命だとでも思っていたのか)

 

すべてがわからない。しかし人には、わからないからこそ出ていくという場合も

あるはずなのだ。不分明な未来に擦り寄っていこうとする勇気も、ほんの僅かながら

あったのではないかという気がするのだ。

(うん…何かもう分からなくなってきている。分からないなかでも頑張ろうとしているのは何となく伝わるけど)

 

もし恵んであげたいと思うなら、かりにそれが最後の十円であっても恵むがいい。

そしてその結果、自分にあらゆるものがなくなれば、今度は自分が物乞いをすれば

いいのだ。誰も恵んでくれず、飢えて死にそうなら、そのまま死んでいけばいい。

自由とは、恐らくそういうものなのだ。

(ちょっと何言ってるか分からない。自己犠牲が過ぎるのでは…?)

 

邪念や悪意といったものは全くないんだ。彼女は面白がる。痛烈に面白がるんだ。

面白さを見つければ、自分が負わされた痛みを忘れるんだ。

(それでも楽しもうとしたんですね。楽しい、辛くないと思えば痛みを忘れられると

思った…いや言い聞かせていたんですね)

 

運命に従う必要はない。運命は変えられるんだ。ただ、それには強い意志が必要だ。

(運命よ、そこをどけ。俺が通る。的な言葉ですね。受け身の人生を変えたかったの

かもしれません)

 

その崖っぷちが、最高のチャンスなんだぜ?

(この後その崖から落ちると分かっているのか、いないのか)

 

やってやれないことはない、やらずにできるわけがない。レベルの高い所で負けろ。

(もう精神論になってきました。為せば成ると信じたかったのかも)

 

人生における喜びは、君にはできないと世間が言うことをやることである。

(色んな症状が出てきて出来た筈のことまで出来なくなり始めた頃かな…)

 

迷うから立ち止まるのではない。立ち止まるから迷うのだ。

(考えるな、感じろ!的なね。とにかく動けと自分に命令したかったのでしょう。

今立ち止まったら二度と動けないというような恐怖も感じていたのでしょう)

 

苦しい時、辛い時に泣くやつは三流。唇を噛み締めて我慢するやつは二流。

笑え。そいつが一流だ。

(感情は大切にしましょう。一流になっても死んだら意味ないので)

 

不満を感じる場所ほど、自分が成長できる場所。

(…とも言い切れないけど、ここを乗り越えれば成長できると信じていた)

 

愚痴を言うか、夢を語るか

(綺麗ごとばっか言ってないで愚痴ぐらい言ったら良かったんだよ)

 

一番多い勘違い。もう限界、という勘違い。

(何を根拠に。まだやれる、という勘違いもカウントして再度集計して欲しい)

 

全部出し切るまで終わるもんか。僕は挑戦者なんだから。

(灰になるまでやるつもりか。刺し違えるて死ぬつもりか)

 

本気でするから大抵のことはできる。本気でするから何でも面白い。

本気でしているから誰かが助けてくれる。

(本気のやつを馬鹿にしたり妨害する人もいるけれど)

 

どうかこの悲しみが悲しみのままでは決して終わりませんように。

(もう祈っちゃってますね。悲しかったんですね)

 

もともと真っ直ぐな地面なんてない

(まだ切り拓こうとしてる…!ww)

 

最高のものを求めるなら、自分が最高のレベルまで上りつめることだ。

(足掻いております…痛いですね)

 

運命は自ら招くもの。人生も境遇もすべて心の通りに変わる

(気の持ちようで何とか出来ると思ったのかな)

 

思い切りお泣きなさい。それが済んだら、仕事にとりかかるのです。それができる

強いお人です。

(あれ、さっきは笑えって書いてたけど一流じゃなくても良くなったのかな)

 

お前が逃げても、面倒事はまた追いかけてくる。面倒事に叩きのめされるのも、

一つの方法だ。

(逃げずにとことんやりたかった当時の気持ちだけは伝わる)

 

成功の秘訣は、一度決心したら出来上がるまで止めないことである。気がついたら

すぐ行動する。即行は感性を磨き、決断力を高める。

(ここにきて追い打ちをかけてきましたね…)

 

働きが一切であり働きが人生である。人の価値は、その人の働きによって定まる。

働きは最高の健康法である。そして長寿の秘宝であり幸福の源泉。

(もう宗教みたいになってきました。働かざる者食うべからず精神の最高峰)

 

人に勝手なことを言われたら、戦うしかないの。やることやって黙らせる。

自分で変えるしかないの。

(無理して強気にいこうとして失敗する典型です)

 

雑念は見る目を曇らせる。先入観を捨てれば相手の良さが見えてくる。

 

憎むことで時間と労力を消費してはならない。なぜなら、憎しみは体力を消耗させ、

感情を枯渇させるからだ。

(反省して方針を変えたようです…ww)

 

自分にできることなんて、ほんのわずかだったとしても。

それでも、やるべきことをやる。結局、それしかない。

(再び精神論に戻ってきましたが、ここから様子が変わってきます…)

 

どれほど信用ならない連中であろうと、娑婆がどれほど穢れていようと、

繋がっていないよりはましなんだ。

(開き直りを試みる)

 

自分以外の人間を誰も信じるなという言葉には、まだ逃げ道がある。

たった一人、自分だけは信じていいのだ。

(自分さえ、というか自分を一番信じられなかったのですが)

  

たとえ廃液のような汚いものをかけられたって、わたしはわたし。

本来の姿を失わないって、そう思ってたの。

(何があったんや)

 

消えたっていい、風に飛ばされたっていい。そのときどきで、一瞬だけ

輝いてくれれば。
(刹那的な?意識高い系はどこへ…)

 

夢でもいい、幻でもいい。どん底の掃きだめで見つけた、たった一片の生き甲斐、

希望なのだ。しがみつこう。その先のことは考えない。ほかのことは考えない。

(様子が…変わって…)

 

夢を見よう。いまだけは、夢を見よう。どんなに大きな悲哀が、

後からやって来ようとも。

(あの…様子が…)

 

本当に死んだら、全ての日が死んでいるわけだが、生きてさえいるかぎり、

特別痛い日だけは死んだと思ってあきらめていれば、他の日はまだ生きていられる。

(死んだらとか書いちゃってますね)

 

歩くしかないんだ。歩いていれば、こんな地獄でも生きている実感が味わえる。

引き返すわけにはいかない。

(それでも歩く気ですね、地獄なのに。そして本当に地獄に落ちました)

 

これで①のコーナーはだいたい終わりです。最後の方はポジティブなのかどうか

怪しくなっちゃってますが、②に突入すると今までと比べ物にならないくらい

深くて暗い闇が広がっているのです。真の黒歴史、開幕しています。

 

とにかく何でも書いてみるのは気持ちを整理したり落ち着かせたり、あとから

振り返る材料になるので良いと主治医にも言われましたが、読み返すのが恥ずかしい

内容が多くて逆に混乱してきました(;´・ω・)

 

でもそれを面白がる余裕も出てきたのでちょっと進歩したのかなww

とはいえ、今後も意識高い系とは暫く距離を置かせてもらうことになりそうです。

 

まだそこまでの元気はないけれど、ゆるゆると回復を目指して今日も生きています。

寛解って都市伝説じゃないよね。本当にあるよね。 寛解の前にまずは減薬を目指さ

ないといけないんですけどね。