鬱を食らわば

元うつ病不登校児、アラサーでうつ病再発しました。

退職します

どうも、うつ病絶賛再発中のkuraです。

 

休職して、うつ病2回目満喫中。

そんな生活も、あと少しで終わります。

 

少し前に、会社に退職の意向を伝えた

記事に書きました。

その具体的な時期が決まったのです。

 

通常は直属の上司の他に、その上の上司とも

面談などをするのですが、今はコロナで

出社に制限をかけられているので出来ません。

電話連絡が辛いと伝えたらlineでも構わないと

言って貰えたので、お言葉に甘えました。

 

それでも、相手は例の高圧上司ですから

失礼のない様に細心の注意を払って送信し、

返信が来るまでスマホが鳴るたびに飛び上がり、

返信を確認した直後に我慢できずにトイレに

駆け込む私なのです。

 

そうです、お腹を壊しました。

 

そして暫く動けませんでした。痛いし怠い。

お腹どころか背中も痛い。痛みを紛らわせようと

背中をトントン、と拳で軽く叩いてみたら

吐き気が込み上げてきたので慌てて止めて

仕方なく横になりました。

カイロで背中を温めながら深呼吸していると

訳もなく涙が滲んできて…何やってんだろ、私。

 

未だに、こんなかよ。

去年出社した時、吐いて熱上がって

その後数日間寝たきりになったのを

思い出して苦笑しました。

別に嫌いじゃないんですよ、上司さん。

恨んでもないんですよ、本当ですよ。

 

でも体が嫌だって言うんです。全力で。

情けないことですが、どうしようもない。

いっそ大嫌いなら良かったのに。

全部あいつのせいだ!って怒れたら楽なのに。

そういうの、出来ないんだよなぁ。

 

あんなやつの考えなんて知るか!って

切れ散らかせば良いものを、理解しようとして

しかも、頑張ればそこそこ理解できちゃう。

共感はできなくとも、理解はできてしまう所が

なんというか、損だなって思うことがあります。

 

あの人みたいに何でも「意味わかんない」

切り捨てられたら、どんなに良いだろうか。

自分で考えずに他人に説明責任があるのだと

その義務を果たさない他人が悪いのだと

確信をもって怒れたら、どんなに楽になれるか。

 

今後も何かしらの連絡は取るだろうけど

胃腸が弱いって、辛い。

 

あの人はバリバリ働いてきた人だから、

それが出来ない人が理解できないのかも

しれないけれど、私はそうじゃない。

自分が馬鹿で不器用だから、同じ様に

馬鹿で不器用な人の気持ちが分かる。

正しいことや、やるべきことが

出来ない人の気持ちが分かってしまう。

 

何故出来なかったかだけでなく、

出来なかったことで、その人が

どんな気持ちを抱えているのか、

どんな言葉を望んでいるのか、

どんな言葉が辛いと感じるのか。

 

どんな気持ちで出来なかったかなんて、

出来る人は考えもしないんだろうな。

何で出来ないの?ってことしか最初から

頭にないのでしょうね。

早急に原因を突き止め、反省させ、改善させる。

それが一番の近道のように思われがちですが、

そうでない場合もあるのですよ。

 

圧力をかけて追い詰めて、けしかけて競わせて

それで結果が出せる人も居るかもしれないけど

全員がそうではないのです。

面倒臭くて付き合いきれん!とお思いでしょう。

そうですね…その通りです。

 

でも全員に同じやり方が通用するなんて、

そっちの方がおかしいと思いませんか?

圧力掛けたら潰れちゃう人も居るんです。

悔しさや苦しみをバネに出来ない人も居る。

だから人が居つかないのでは?とは

考えないのでしょうか。考えないのでしょうね。

自分に逆らわない人間ばかりを選りすぐって

洗脳し、脅迫し、忠誠を誓わせて周りを固め

それ以外の人間は排除してきたのですから。

 

私が入社するまでの直近1年間だけでも

噂で聞いた限り6人は辞めている。

私が入社した後に3人異動、2人辞めています。

 

・退職の意向を何度も伝えたにも関わらず

 妨害、黙殺され続けて疲れ切っていたところ

 ある日、仕事中に交通事故に合い

 大怪我をして働けなくなって辞めた人

(辞めたというか、辞めざるを得なかっただけです)

 

・何年も退職を保留にされて続けて

 度重なる圧迫面談ですっかり疲弊し、

 結局異動で妥協した人

(最近会いましたが、辞めなかったのを後悔してました)

 

・上司との関係が上手くいかず、怯えきって

 ある日突然姿を消してしまった人

(以降、現在に至るまで音信不通)

 

・残業代を素直に残業した分全て申請したら怒られ、

 揉めに揉めて辞めていった人

(仕事はすごい出来る人だったのに…)

 

今年度の離職率がこれ以上あがったら困る

 という理由で、数ヶ月名前だけ残すという

 条件で辞めた幽霊社員

(最近見ないなと思ったら、辞めてました)

 

また彼女が毛嫌いしていた、ある派遣さん

上司の下僕その1の密告により、被災時に

利用者宅で利用者の好意に甘え、スマホを充電

させて貰っていたことが発覚し、飛ばされました。

3人の子供がいるシングルマザーでしたからね…

我が子が心配だったのでしょう。違反だけど。

 

にしても、厳重注意で済みそうなレベルですが。

ハキハキして元気で、思ったことは率直に言う

上司の嫌いそうなタイプでしたから。

誰も驚かなかったし、遂にか…と思いました。

「本当はこの仕事、大好きなんだけどね…」

悲しい顔をしながら去っていった彼女の姿を

それでも子供たちのために頑張ると笑った顔を

今でも鮮明に思い出すことができる。

 

居なくなった人たちは、みんな上司と

何らかの形で上手くいっていなかった人です。

仕事が出来る、出来ないとは関係なくです。

 

ある利用者は、そんな私たちをこう表現しました。

「何か、軍隊みたいだよね」

 

仰る通りです。

あそこは上司のであり、部下は兵士でした。

絶対服従って感じだよね、と他部署からも

度々言われてはいたのですよ。

そういえば、その部署も1人精神病んで辞めたな…。

 

最初から無理だったのかもしれません。

あの中で生き残ろうと言うのは無謀でした。

それも、もう終わりです。

 

逃げたんじゃない、やっと解放されたんだ。

失ったんじゃない、自由を手に入れたんだ。

終わったんじゃない、これから始まるんだ。

 

私を失うなんて、残念だったな!

喜びたまえ、優良企業の諸君!!

これから私が行ってやるぞ!!!

フハハハハハハハ!!!←狂気

 

そうだそうだ、退職祝いだ!

 

宴じゃ、酒を持って参れ!!

 

実に愉快じゃ、めでたいのぉ!

 

 

…すいません、取り乱しました。

でも、ここからが本当の再出発ですよね。

そう思っちゃっても良いですよね。

 

utuwokurawaba.hatenablog.com