鬱を食らわば

元うつ病不登校児、アラサーでうつ病再発しました。

悲しみの5段階①

うつ病絶賛再発中のkuraです。

前回は鬱が再発するまでの流れを、簡単に書いてみました。

 

今回は、

自分がうつ病であると認められるまでの気持ちや行動を

悲しみの5段階に当て嵌めて振り返りながら、

1段階ずつ分けて書くことにします。

 

あ、因みに初回ではなく

今回の再発の時の話です。

 

人の悲しみには5段階ある、と言われていますよね。

キューブラー・ロスの「死の受容」

というものですが、死の悲しみ以外でも共通する部分が多いと

あくまでも個人的にですが思っているで、

今回はそれを引用させていただきたいと思います。

 

多少言い方の違いはあるかもしれませんが、

 

第一段階:否認と孤立

第二段階:怒り

第三段階:交渉

第四段階:落胆

第五段階:受容

 

という感じでしょうか。

では、順を追って見ていきましょう。

 

 

【第1段階:否認と孤立】

悲しみに直面した時の第一段階です。

まずは事実を否定する。現実を受け入れられず、目を背けます。

私の場合は、新天地での自由な一人暮らしや

それを続けられるだけの、収入を得られる職に就けたこと

新しい恋人ができたことなどで、自分は充分幸せだと思っていました。

 

こんな幸せな人が、うつ病になんかなるわけがない。

なったら罰が当たるくらいに思っていました。

 

幸せなはずなんだ、私は。

幸せになれたんだ、自分の力で。

 

私は、生まれ変わったんだ。

2度とうつ病になんかならない!戻ってたまるか!

 

連日の残業も、慣れない業務も

食事と睡眠を削り、必死で食らい付きました。

 

これは辛いんじゃない、充実しているんだ。

楽しまないといけない…

 

そう言い聞かせました。言い聞かせようとしました。

 

そうやって気付かぬ振りをして、無理を続けているうちに

業務にも、やがて日常生活にも…支障が出てきました。

 

自分で受け入れていないので、誰かに相談することもなく

職場では変人お荷物扱い、どんどん孤立していきました。

 

この頃の自分に、早く病院行けって言いたい…

 

気合!根性!努力!情熱!

それらを総動員すれば、必ず道は拓ける!とか

古臭い根性論を振りかざしてましたね。令和ぞ。

 

次回…【第2段階:怒り】へ続きます