悲しみの5段階①
うつ病絶賛再発中のkuraです。
前回は鬱が再発するまでの流れを、簡単に書いてみました。
今回は、
自分がうつ病であると認められるまでの気持ちや行動を
悲しみの5段階に当て嵌めて振り返りながら、
1段階ずつ分けて書くことにします。
あ、因みに初回ではなく
今回の再発の時の話です。
人の悲しみには5段階ある、と言われていますよね。
キューブラー・ロスの「死の受容」
というものですが、死の悲しみ以外でも共通する部分が多いと
あくまでも個人的にですが思っているで、
今回はそれを引用させていただきたいと思います。
多少言い方の違いはあるかもしれませんが、
第一段階:否認と孤立
第二段階:怒り
第三段階:交渉
第四段階:落胆
第五段階:受容
という感じでしょうか。
では、順を追って見ていきましょう。
【第1段階:否認と孤立】
悲しみに直面した時の第一段階です。
まずは事実を否定する。現実を受け入れられず、目を背けます。
私の場合は、新天地での自由な一人暮らしや
それを続けられるだけの、収入を得られる職に就けたこと
新しい恋人ができたことなどで、自分は充分幸せだと思っていました。
こんな幸せな人が、うつ病になんかなるわけがない。
なったら罰が当たるくらいに思っていました。
幸せなはずなんだ、私は。
幸せになれたんだ、自分の力で。
私は、生まれ変わったんだ。
2度とうつ病になんかならない!戻ってたまるか!
連日の残業も、慣れない業務も
食事と睡眠を削り、必死で食らい付きました。
これは辛いんじゃない、充実しているんだ。
楽しまないといけない…
そう言い聞かせました。言い聞かせようとしました。
そうやって気付かぬ振りをして、無理を続けているうちに
業務にも、やがて日常生活にも…支障が出てきました。
自分で受け入れていないので、誰かに相談することもなく
職場では変人お荷物扱い、どんどん孤立していきました。
この頃の自分に、早く病院行けって言いたい…
気合!根性!努力!情熱!
それらを総動員すれば、必ず道は拓ける!とか
古臭い根性論を振りかざしてましたね。令和ぞ。
次回…【第2段階:怒り】へ続きます