鬱を食らわば

元うつ病不登校児、アラサーでうつ病再発しました。

毒母にブン回される

うつ病絶賛再発中のkuraです。

 

先月ゴリゴリの偏見レターを送り付け

私の不安定に追い打ちをかけた母から

昨日、また手紙が届いた。

 

utuwokurawaba.hatenablog.com

 

あれ以来こちらからは一切の連絡を

断っていたのだが、返事を待ちきれず

次の一手を打ってきたわけである。

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私の人生は独身前が一番楽しかった。

結婚してからはずっと孤独だった。

そこでやっと辿り着いた幸せがあなたです。

私も人の顔色を窺ってしまうタイプだったから

精神的なことで体調が悪くなる気持ちは分かる。

知らない人から見れば変な奴でも、本人は

決して大袈裟なんかじゃなく本当に辛いと思う。

 

と自分の苦労を仄めかして擦り寄ってきた。

 

今でもあなたが家を出る様に引っ張った

○○(私の姉)のことを凄く恨んでいます。

私をまた独りぼっちにしたから。

家でゴロゴロする亭主を見ていると、

頭痛や眩暈、吐き気がして云々かんぬん…

 

…めちゃくちゃ粘着してくるやん。やば。

しかも私が家を出ると決めたのは、

混じりっけなし、100%私の意志だ。

これまで何度も自立を妨害されてきた私が、

ようやく掴んだラストチャンスだった。

 

姉にも相談していたのは事実だが、

それはあくまでも助言であり、実際に

さっさと荷物を纏め業者を調べて交渉し

なるべく安く好条件で手配できるよう努め

役所や銀行など走り回って各所手続きを

短期間のうちに滞りなく済ませたのは私だ。

 

姉に言われたから家を出るのではなく、

私が新天地での更なるスキルアップ

自立した生活を望むから家を出る、と

あれほど話したではないか。

 

こういう手続きってどうしたらいいの?

こういう場合はどんな手続きが必要かな?

などという疑問を両親に持ち掛けても、

全て無言でスルーされたので自力で調べた。

こういう所でもジワジワ妨害してくるが、

今はもう、そんなことで諦める私ではない。

 

そして全ての手筈を整えてから、

○月○日に出て行きます、と宣告して実行した。

とにかくここから出なければ…と思っていた。

 

新しい家も仕事も全く決めずに飛び出した私は

姉の家に転がり込んで新生活をスタートした。

 

1週間の内に幾つかの面接を受け、

翌週には内定を貰い、1か月後から出社。

2週間ほど東京本部での研修に参加したが、

姉はその間に第二子を出産している。

自分も大変な時期に私を迎えてくれたのだ。

 

その年の内に私は一人で部屋を探し、

勝手に決めて保証人を姉に頼んだ。

その時も姉は快く引き受けてくれた。

姉の家とさほど離れていなかったので、

荷物は少しずつスーツケースで往復して運び、

最後の段ボール数個は彼に頼んで車で運んだ。

 

空っぽの部屋で独りぼっちになってみて、

込み上げてきたのは嬉しさしかなかった。

寂しいとか心細いとか一人で不安とか

ホームシックなんて影も形も無かった。

 

この自由に勝るものはない!

と思えた。というか、それは今も思う。

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以前、母からの別の手紙で

あなたがそうまでして家に帰らないってことは

この家での生活が余程、嫌だったんでしょうね。

私にとっては幸せな時間だったのに…。

というのがありました。家を出た私を責め、

罪悪感を植え付けて「そんなことないよ」と

言わせたい気持ちと、あわよくば連れ戻したい

という気持ちがよく表現された内容です。

 

しかし母の思惑は外れました。

だって、その通りだからです。嫌でした。

その親に寄生している自分も嫌でした。

だから離れたかった。変えたかった。

 

母は昔から情緒不安定で自己中心的で

自分の調子が良い時だけ子供を可愛がる。

人前でこれ見よがしにベタベタしてきたり

子供は親の宝なの、と口走ったりする。

子供ではなく、そんな自分が可愛いだけなのだ。

 

そして調子が悪くなると途端に苛つきだし、

掌を返して無関心になったり攻撃的になる。

子供は寄生虫、お前のせいで離婚も出来ない、

私は可哀相だから労われ、服従せよ、となる。

 

子供の頃は意味が分からず、ただ動揺して

どうしたら愛してもらえるのか、

その価値があると思ってもらえるのか、と

無い頭絞って考えて、振り回されていました。

 

過干渉になったり、ネグレクト気味になったり

冷たくなったり、優しくなったり…。

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これ見よがしに姉とベタベタして、

わざとらしく私を無視したりもした。

その反対のこともした。

お互いのいない所で、お互いの悪口を

吹き込んだ。

不在がちの父の悪口も四六時中言った。

家族の仲を裂いて、支配して操作する。

母の得意技でした。

 

娘が自分の思い通りにならない時は、

従わせたい方に冷たく当たるのです。

 

分かり易く仲間外れという方法で制裁を下し

相手が折れて擦り寄って来るのを待つのです。

 

ある時、姉がまだ幼い頃に

「どうして私に冷たくするの?」と

母に聞いたことがあるそうです。

母は、幼い我が子がこんな痛ましい

質問をしているのに対して

煙草をふかしながら、ほくそ笑んで

こう吐き捨てたそうです。

 

可愛がって欲しかったら、

相応の努力をしなさいよ。

 

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本当にこの答えが全てだと思う。

 

母に愛され続けるには、

代償を支払い続けなければならない。

姉は今でもあの時の冷たい顔と言葉が

忘れられないと言います。

 

もう良いよ。疲れたよ。

あなたに振り回されるのは。

それは愛じゃない、支配だよ。

 

最後に、亭主が嫌い過ぎて具合悪いと言い

…だけど病名を付けられたら負けだと思うので

病院には絶対に行きません。

安アパートで生活保護を受け、生涯薬漬けになった

あの人(祖母)の様にはなりたくありません。

だけど気持ちは分かります。お手紙下さい。

と締めくくられた母の手紙。

 

…負けって誰に? 何と戦ってるん?

病院の薬は飲んでなくても、

自分で月10万以上かけて薬局並みに

買い揃えた薬ガバガバ飲んでるやん。

あと睡眠薬は病院でしっかり貰ってるやん。

勝手にたくさん飲んで早く無くなったから

別の病院で貰うとか言って乱用しまくりやん。

 

もう変わって欲しいとも思わないし、

私が変わらなきゃとも思わない。

 

お互いに幸せになれないから。

手紙の返事は…書かない。