鬱を食らわば

元うつ病不登校児、アラサーでうつ病再発しました。

やっぱダメだった…

うつ病絶賛再発中のkuraです。

 

2日間これでもかと動きまくって

私けっこう元気じゃん!と調子に

乗り過ぎました。反省です。

 

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今日は朝からクソ怠い。重力100倍。

午前中は死んだと思ってやり過ごそう。

取り合えず朝の薬だけ飲んで、食欲は

皆無なので朝は欠食。

 

眠れるわけでもないのに横になり、

罪悪感満載の朝を迎えました(;´Д`)

そして昼も欠食しそうな勢いです。

 

黙って横になっていると、色んなこと

考えちゃう。思い出も蘇っちゃう。

今日は珍しく学生時代を思い返しました。

暗黒というか漆黒の闇なので普段は

封印してるんですがww

 

前記事で執念深く頑張る子だったと

昔を振り返った時に思い出したんです。

苛めにあっていた時のこと。

 

utuwokurawaba.hatenablog.com

 

うつ病不登校になる直前までの

意地になって執念のような粘りで

学校に通い続けた日々のことです。

 

誰にも言わず、いつも通りに学校へ

行って何食わぬ顔で帰宅する。

公園に呼び出され、ぐるりと囲まれて

口々に罵倒され、ボールをぶつけられ、

バットで脅され、首を絞められても

友達と遊んできたと平然と帰宅する。

 

あの日は流石に、夕飯を作りながら

話しかける母親に背中を向けて会話の

間でバレないように無音で泣いた。

あぁ、疲れた~と明るく言ってソファに

突っ伏した体制のまま、嗚咽を噛み殺し

はらはらと涙だけ流しながら声が震えぬ

ように気を付けて話し、涙を拭ってから

笑顔で振り向いたっけ。

 

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クラスの誰も口をきいてくれずとも、

休み時間の度に囲まれて罵倒され

机の中身を床にぶちまけられても、

少し離れたところから聞こえよがしに

悪口を言われて、机や下駄箱に悪口を

書き連ねた手紙を入れられても平気な

振りを貫いた。

 

今泣いたらあいつらを喜ばせるだけ。

泣いたら負け…休んだら負け…

やり返したら奴らと同じレベルになる。

あんな子供じみた低レベルな人たちと

同じになるもんか。傷ついてやるもんか。

あんな奴らに負けてやるもんか…。

 

意地と執念だけで毎日通い続けました。 

ささやかな抵抗として、一切の感情を

見せず冷ややかな視線を送り続けました。

悪口を書いた手紙は、周囲が私の反応を

チラチラ窺っているのを確認してから

これ見よがしにゴミ箱に破り捨てました。

小声でくだらない…と捨て台詞を吐いて

虚しい勝利を味わいました。

 

長い休み時間は何をされるか分からないので

学校の怪談が流行って誰も近づかなくなった

理科室や音楽室の一番奥の暗がりで膝を抱え

隠れながら本を読み、やり過ごしました。

 

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そのうち青空学級の知的障害のある子と

仲良くなり、休み時間はその子が居る

特別教室に遊びに行きました。

 

青空学級のKちゃんは、普段は誰とも

口を利けない程の激しい人見知りで、

声をかけられただけで顔が真っ赤に

なってしまう子でしたが、仲良くなると

名前を呼んだだけでも本当に嬉しそうな

満面の笑みを見せてくれる子でした。

 

仲良くなった給食のおばちゃんの休憩室で

こっそりお茶とお菓子をご馳走になったり

狭い教室内を全力で追いかけっこしたり、

教室の窓辺に並んで座り、何を話すでもなく

2人でボンヤリ校庭を眺めたりしました。

時々目が合って微笑み合うのが楽しかった。

 

だから私は大丈夫。そう思っていたけれど

ある日の朝、下痢と嘔吐が止まらなくなり

それでも学校へ行くと言い張る私を、母が

無理やり休ませて病院に連れて行った。

ストレス性の急性胃腸炎でした。医者から

1週間は絶対安静と言われました。

 

そこから何かが狂っていった気がする。

もうダメ、やっぱり辛い、頑張れない…

全力で押し込めていた弱気が、一気に

津波の様に押し寄せました。ダムの決壊。

 

分かり易く体に出た私を見て反省し、

いじめっ子の中の数人が謝罪の手紙

持って何度かお見舞いに来たけれど、

会えませんでした。

担任の先生も数回訪問したけれど、

玄関先でプリントを受け取っただけで

何も話せないまま帰ってもらいました。

 

再び学校に通い始めると、クラスメイトの

半分ほどは腫れ物扱いで遠巻きに見るだけ。

残りの半分は、もう学校きちゃったの?

相変わらずの様子でした。

 

そんな中、担任が急にいじめに関する

授業をするとか言い出したもんだから

あいつ、チクったんじゃね?と言われて

その後のいじめは陰湿さを増しただけ。

 

卒業が間近に迫り、主犯と思われる

Aちゃんに勇気を出して聞いたんです。

何で私をいじめたの?私、何かした?

 

Aちゃんは軽い謝罪の後、こう答えた。

別に…暇だったし、刺激的で楽しかった。

そしてAちゃんは主犯ではなかった。

主犯は、かつて親友だったMちゃんだった。

 

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Mがkuraをウザいしキモいって言いだして、

それから何となく始まったんだよねぇ。

…と、Aちゃんは苦笑気味に言った。

 

実は、1つだけ心当たりがあった。

当時図書委員をしていた私は貸出当番で

放課後や休み時間に1人で図書室に居る

ことが多かった。

 

ある日、図書室に遊びに来たMちゃんが

ねぇ、チューしてみない…?と言い出し

冗談でも嫌だった私は拒みましたが、

最終的にはMちゃんに押さえつけられ

強引にキスされてしまったんですけど

気持ち悪…と思わず口にした瞬間、

Mちゃんの顔色が変わったのが分かった。

 

言い過ぎた、と思った時にはMちゃんは

もう走り去ってしまっていた。

思えば、あの直後からジワジワと始まって

いたような気がする。

 

初めて同級生の男子から告白された時も

いつの間にか噂が広がり激化するいじめに

初めは庇ってくれたその子もゴメン…

離れていった。Mちゃんは笑っていた。

 

あの日の出来事は、いつの間にか私と

Mちゃんの立場が入れ替わった形で、

学校中に広まっていた。

私が完全に孤立してから、大勢の前で

そんなに好きならしてあげるよ~、

Mちゃんにキスされたこともあった。

 

キモいキモいの大合唱の中、

男でも女でも何でも良いんでしょ?と

あざ笑うMちゃんが信じられなかった。

 

かつての親友が、まさか…と信じられず

当時、転校してきたばかりのAちゃんが

主犯に違いないと思い込んでいた。

あの子が全部やらせているんだと思った。

あの子がみんなを変えたんだと思った。

あの頃の私、鈍すぎだな…(;´Д`)

 

私がMちゃんを傷つけたからだ。

クラスの女王的な存在だったMちゃん。

人一倍プライドも高かったMちゃん。

 

男子や他学年の子をも巻き込んだ

壮大かつ壮絶ないじめは、そうして

始まったのだと知りました。

 

ある日を境に突然学校に来なくなった

私のことを、気狂いだとか自殺しそう

だとか、男と遊び歩いてるだとか噂を

流していたのもMちゃんでした。

私を更に学校に戻りづらくする為です。

 

どこぞやのホテルから男と出てきたとか

遂に自殺を図ったらしいと言い触らして

いたそうです。

全くのデタラメですが、刺激的な話題に

噂は尾ひれがついて瞬く間に広がり、

一時は死亡説まで流れました(;´・ω・)

 

私も悪かったけどさ、やり過ぎだよ。

君もなかなかの執念の持ち主だよね。

よくもまぁ何年間も…恐れ入ったわ。

 

どうするのが正解だったのかなんて

バカな私には分からなかったし、

そのことについてMちゃんと話す機会も

とうとう無かった。

 

今、再びうつ病になって

色んなトラウマが蘇ったりするけれど

あれはトラウマと言って良いのだろうか。

 

頭の中だけでグルグル巡らせていると

おかしくなりそうなので、ここに吐き出して

気持ちを切り替えたいと思います…。

 

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午後は何でも良いから活動しよう。

ちょっと無理してでも何かをしていよう。

なるべく頭が空っぽになることをしたい。

 

…やっぱり掃除かなww