鬱を食らわば

元うつ病不登校児、アラサーでうつ病再発しました。

うつ病の私が見た、うつ病の作品

どうも、うつ病絶賛再発中のkuraです。

 

ついでに腱鞘炎も絶賛再発中です。痛い。

 

今回は、うつ病2回目の私が見た

うつ病やそれに似た描写が出てくる作品に

ついてのお話です。

 

1、ツレがウツになりまして。

 

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20代前半頃、堺雅人さんが好きってだけで 

見たのですが、共感箇所が多数ありました。

実話がベースになっているだけあります。

 

やる気で何でも出来ると思っちゃう所や

ただの体調不良だと通院を避けたがる所、

うつ病と診断されてから上司に言い出せなくて

悩みまくって悪化する感じとか。

後は、背中の痛みを訴える所。私と同じでした。

不眠から過眠に移行するのも、あるあるよね。

名言も多かった。

 

2、ちょっと今から仕事やめてくる

 

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これは割と最近見ました。辛かった。

彼氏さんに一緒に見ようと言われて

内容聞いただけで見るの嫌だったけど

ハッピーエンドだから大丈夫だよと

謎の説得をされて…結局見たんです。

イムリー過ぎて辛さしかなかった(;´・ω・)

 

今時あんな絵に描いたような分かり易い

パワハラは無いのだろうけど(笑)

誇張され過ぎ感あって、ちょっと笑えた。

上司役の方、最近よく見ますね。

帝一の國でも叫んでたなぁ。

今回も舞台みたいな声量でした。

 

3、ライフ

 

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懐かしい~!きいちゃん若い!!

10代の頃に原作コミックを読んでいました。

うつ病1回目の時代ですね。若かったな私も。

当時はリストカットもしていたので、原作の

リストカットの描写に辛さを感じながらも

引き込まれるように読んでいました。

 

行き場のない思いが体中を駆け巡り、

手首の傷から流れ出してくる様な描写が

あったのですが、共感の極みでしたね。

 

その後ドラマ化されると聞いて、

え!?あれテレビで流していいの?!!

と驚きながら見てみると、そういう部分は

しっかりカットしてあって、だよね…と思った。

 

4、COCCO/Raining

 

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こちらは楽曲ですね。

世のリストカッターのカリスマ的存在?

何か一時話題になっていましたよね。

私も10代の頃、COCCOさんの楽曲を聞いて

いました。

リストカットの描写もありますが、そこには

実はあまり共感できなくて…何故そこで切る?

でも綺麗なメロディだな、とは思っていました。

 

それはとても晴れた日で 泣くことさえ出来なくて

(中略)今日みたく雨なら きっと泣けてた

とか、そういう所は何か分かるなと思いました。

 

帰り道の匂いだけ優しかった 生きていける

そんな気がしていた

教室で誰かが笑ってた それはとても晴れた日で

とかね、何か情景が浮かぶんですよ。

 

学校に居場所無かったんだろうな、この子。

教室で笑う誰かとは違う世界で生きてたんだな。

心穏やかだったのは帰り道だけだったんだな。

平気な振りをしても1人になると辛さが溢れて

その帰り道で、本当は泣きたかったんだな。

 

なんて考察しながら、美しいメロディを

一緒に口ずさんだりしていた、あの頃…。

 

5、奥田美和子/ブランコに揺れて

 

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こちらも楽曲。ジャケットが既に闇深い。

ドラマ主題歌にも使用された青空の果て

カップリング曲です。

青空の果ても闇深いんですが、こちらの方が

より狂気が漂っています。

 

生きたいのか死にたいのか分からずに

生と死の間でゆらゆら揺れる、という

内容の歌なんですが…10代うつ病の頃の

私が聞いても、笑っちゃうくらい暗い。

いっそ清々しい程に振り切ってくれています。

 

柳美里さんプロデュース時の奥田美和子さん

全楽曲が闇深かったなぁ。

吸い寄せられるようにCD買い漁ってたなぁ。

声に力があると言うか、強いんですよ声が。

か細いかと思ったら芯があって強い。

そして凄く伝わってくるんですよ。

歌が上手いっていいな、と思いました。

 

6、柴田淳/今夜君の声を聞かせて

 

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うつ病とかとは違うけれど、この方の曲も

歌詞が暗いと度々話題になるようですね。

これも10代の頃に聞いていた曲。

やはりメロディが綺麗で好きでした。

歌詞も物悲しい感じで共感箇所もありました。

同級生が浜崎あゆみさんやモーニング娘。

夢中になっているのを横目にマイナーに走る。

 

柴田淳さんの曲はメロディ綺麗なものが

多くて、よく聞いていました。

初めて聞いたのは、確か未成年という曲でした。

 

7、鬼束ちひろ/流星群

 

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この方も色々と闇深い楽曲出してましたね。

同じく10代の頃によく聞いていました。

この曲もメロディを先に好きになったんですよ。

メロディのことばっかり言ってるな(;´・ω・)

 

優しいメロディに歌詞の寂しさが乗っかって

何とも切ない曲に仕上がっているのです。

トリックのイメージしかない人も居るかも。

主題歌でしたよね、これ。

 

 

初めて発症した時と再発した今を比べると

自分と同じ闇深いものを夢中で集めていた

10代とは変わったなと思います。

 

音楽にしても映画にしても、今は何となく

暗いものは避けるような傾向にあります。

音楽も優しくてほっこり出来るような曲や

調子が良い時は踊りだしそうな元気な曲も

聞きたくなります。

 

映画はハッピーエンドが良い。

ドラマは…長時間集中できないので控えて

いましたが、見るならやっぱり明るいのが良いな。

 

昼のセント酒や孤独のグルメ、サ道みたいな

一話が短く単純で笑える内容が良いです(笑)

最近はアニメも見ます。単純で笑えるやつ。

ダンベル何キロ持てる?とかダイエットの

モチベーションも上がるし面白かったですね。

 

同じうつ病でも人によって違うのは勿論、

同じ人でも環境や考え方は変わっていくので

当然ですが同じにはならないんですよね。

 

昨夜もあまり眠れなかったけれど、

深く気にせず今の自分とゆっくり

向き合っていきたいと思います。

 

 

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